中電 尾鷲三田火力停止で調整へ

http://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/3076501721.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

「中部電力」は、電力需要が減少していることから、尾鷲市にある尾鷲三田火力発電所を
早ければ来年度にも停止する方向で調整を進めていることが分かりました。

尾鷲三田火力発電所は、昭和39年に運転を開始した石油火力の発電所で、
稼働している1号機と3号機をあわせた出力は87万5000キロワットに上りますが、
石炭やLNG=液化天然ガスに比べて発電コストが高いことから、
じっさいの稼働は、夏場に電力需給がひっ迫した時だけにとどまっていました。

関係者によりますと、電力の自由化や省エネが進んだことで電力需要が減少していることや、
発電設備の老朽化が進んでいることなどから、尾鷲三田火力発電所を
早ければ来年度にも停止する方向で調整を進めていることが分かりました。

一方、中電では、尾鷲市内に地元の間伐材を燃やして発電する
バイオマス発電所を建設することも検討していて、関係する自治体とも調整したうえで、
今年3月に公表する予定の電力供給計画に盛り込む方針です。

01/20 09:59