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1月21日 23時32分
インドの首都ニューデリーの郊外にある爆竹を作る工場で火災が発生して、従業員17人が死亡し、警察は工場に保管されていた爆竹に火が燃え移り、火災の規模が大きくなったものと見て調べています。

インドの首都ニューデリー郊外のバワナ工業団地にある爆竹を製造する工場で、現地時間の20日夜、3階建ての工場の1階部分から火が出て、建物全体に燃え広がりました。火はおよそ1時間後に消し止められましたが、工場の従業員17人が逃げ遅れて死亡したほか、2人がけがをして手当てを受けたということです。

地元の警察は火災の直接の原因は電気系統のショートである可能性が高いとしていますが、工場内に保管されていた爆竹に火が燃え移ったことで、火災の規模が大きくなったものと見て調べています。

また、この工場は免許を受けずに爆竹の製造を行っていたということで、警察は安全管理などに問題があった可能性もあると見て、工場のオーナーを逮捕して取り調べています。