住宅の物置に258発の不発弾
01月22日 17時04分
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20180122/8010001116.html

22日午前、南国市の住宅の物置に258発の不発弾が保管されているのが見つかりました。警察は、一時、周辺の立ち入りを制限しましたが、いずれも爆発の危険はないことがわかり、回収しました。

22日午前8時半すぎ、南国市奈路の住宅の物置に砲弾や銃弾など、大量の不発弾が保管されているのを住宅の所有者の家族が見つけ、警察に通報しました。
警察と自衛隊は、物置の半径およそ150メートルの立ち入りを制限して撤去作業を行い、いずれも爆発の危険がないことがわかり回収しました。
現場からは、銃弾が222発、砲弾が25発、手りゅう弾が11発とあわせて258発の不発弾が見つかり、いずれも旧日本軍が使用していたと見られるいうことです。
現場の住宅には89歳の男性が住んでいましたが、今月、亡くなり、後片づけにきた家族が物置にあった農作物を出荷する際に使う箱に不発弾が入っているのを見つけたということです。
現場は、南国市役所から北西に10キロほど離れた山あいにあり、およそ7時間半にわたって周辺の立ち入りが制限されました。