水菜から基準超える残留農薬

http://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/5074608031.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

大分市の農産物直売所で販売されていた水菜から、国の基準を超える量の農薬が検出され、
県は、生産者に回収を命じました。県によりますと、問題の水菜を食べても
健康に影響はないということです。

問題となっているのは、臼杵市の生産者が今月15日に大分市内の直売所に出荷した水菜です。
県によりますと、大分市保健所が調べたところ、キャベツやレタスなどの害虫の駆除に使われる
「エトフェンプロックス」という農薬が、国の定める残留基準値の5倍の量に当たる
0点05ppm検出されました。

この農薬は本来、水菜への使用が禁じられていますが、保健所から連絡を受けた県が
生産者から事情を聞いたところ、使用できないことを知らずに、
去年11月20日に水菜に散布していたということです。
また、問題の水菜は、今月11日から18日にかけて大分市内の1か所の直売所に24袋が出荷され、
このうち8袋が販売されていたことが確認されたということです。

県によりますと、仮に検出された量の農薬を毎日、摂取し続けても健康に影響が出るおそれはないということです。

県は、農薬取締法などに違反するとして、生産者に問題の水菜を回収するよう命じるとともに、
農薬を適正に使用するよう指導しました。

01/22 22:45