https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/158648
 低気圧が発達しながら近づく影響で、道内は23日から24日にかけ、日本海側や太平洋側西部を中心に大荒れの天気となる恐れがある。23日午前は一部で強い風が吹き、湿った雪となった。札幌管区気象台は今後の猛吹雪や吹きだまりによる交通障害、高波への警戒を呼び掛けている。

 気象台によると、23日午前9時までの最大瞬間風速は日高管内えりも町の襟裳岬で24・7メートルを観測したのをはじめ、後志管内寿都町23メートル、室蘭市22・2メートル。24時間降雪量は渡島管内七飯町大沼で14センチ、伊達市大滝で13センチなど。9時までの最低気温は函館市で22日より9・5度高い氷点下0・8度、室蘭市で1・9度高い氷点下4・9度だった。

 最大瞬間風速は24日にかけ、日本海側と太平洋西部で35メートル、太平洋側東部とオホーツク海側で30メートルに達する見通し。24日午前6時までの24時間降雪量は日本海側と太平洋側西部、オホーツク海側で40センチ、太平洋側東部で30センチと予想されている。

 道教委によると、悪天候の影響で後志管内黒松内町の小中2校が23日、臨時休校した。