草津温泉 宿泊施設に問い合わせ相次ぐ
1/23(火) 19:07配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180123-00000101-mai-soci

 23日の草津白根山の噴火。草津国際スキー場から約3キロ東の草津温泉は、入山規制の区域外にある。通常通り入浴や宿泊ができるが、キャンセルも出ている。

 スキー客が宿泊しているというホテルの男性支配人(34)は「数組からキャンセルの要望があった。問い合わせの電話が殺到している」と困惑ぎみ。スキー場から車で5分ほどの場所にあるペンションでは2月の宿泊予定が3件キャンセルされたといい、60代の男性オーナーは「こんなに早く反応があるとは思わなかった。これからキャンセルが相次ぐと心配だ」と話した。

 噴火した草津白根山は噴火警戒レベルが昨年6月に2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げられ、観光地になっている白根山頂の火口湖「湯釜」周辺の立ち入り規制が緩和されたばかり。草津町観光課の女性職員は「やっと湯釜を見られるようになったばかりなのに本当に残念」としたうえで、「お客さんの安全を第一に、正しい情報を集めたい」と話した。【金秀蓮、成田有佳】