http://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/30099

 草津白根山の本白根山(群馬県草津町)の噴火後に黒岩信忠草津町長が町ホームページで掲載した声明について、黒岩町長は28日、声明中にある「草津白根山の噴火レベル1の変化はありません」との一節が、本白根山の噴火状況と混同されないよう明確化する表記を検討していることを明らかにした。

 声明のタイトルは「草津本白根山の噴火について」で、噴火翌日の24日に発表。気象庁などはこれまでの想定火口の湯釜に近い白根山、今回噴火した本白根山、逢ノ峰を総称して、火山名を「草津白根山」としてきた。一方、本白根山の噴火警戒レベル3が継続する中、声明の「草津白根山の−」との表記が一部で「間違った表現」などの指摘を受けていた。

 気象庁が「火山活動に特段の変化はない」との見解を示す白根山について、黒岩町長は湯釜の近くにあることを示すなどして、本白根山と表記を区別するという。