【原発】放射線基準の「妥当性」検証 事故から7年で原子力規制委、食品も議論へ
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国の放射線審議会の事務局を務める原子力規制委員会が、東京電力福島第1原発事故後に国が設けた放射線に関する基準の妥当性の検証に乗り出している。次回の審議会総会で除染の目安とされる空間線量(毎時0・23マイクロシーベルト)をめぐり議論するほか、食品の基準についても今後、俎上に乗せる方針だ。規制委は「基準の『見直し』ではない」と強調するが、復興のハードルにもなってきた「もっとも安全側に立った基準」が、事故から7年間の知見を基に、科学的な目で問われることになる。(社会部編集委員 鵜野光博)
■「0・23」が一人歩き
「事故当初は手探りで実証データも少ないから、非常に保守的(安全寄り)な値が設定されるのは致し方ないが、いつまでも改めないのは大きな問題だ」
17日の規制委定例会合で更田(ふけた)豊志委員長が「4倍以上の保守性がある」としたのは、国が除染の長期目標とした個人の年間追加被曝線量1ミリシーベルトを1時間当たりの空間線量に換算した「毎時0・23マイクロシーベルト」だ。除染実施計画を策定する地域の要件などに使われている。
これに対し、福島県伊達市で住民が個人線量計を身につけて得た実測値で、外部被曝線量は空間線量の約0・15倍だったとする論文が発表。更田氏はこの論文などを根拠に「毎時1マイクロシーベルトの所に居住しても年間の被曝線量は1ミリシーベルト以下になる」と指摘、「0・23という数値が一人歩きしている」として、空間線量と被曝線量との関係を明確にするよう放射線審議会の事務局に指示した。
■被災地での“約束”
唐突に見えた提起だったが、更田氏は昨年12月から今年1月にかけて行なった福島県内の首長との意見交換で「放射線のレベルは過剰に低く設定され、それによって失うものがある」と指摘。11日のいわき市では、放射性廃棄物の1キロ当たり8千ベクレルや一般食品の1キロ当たり100ベクレルの基準についても「極端に低い値」とし、「放射線審議会などでの議論に向けて努力を続けたい」と述べていた。
同審議会では19日の総会で「0・23マイクロシーベルト」をめぐる議論を次回総会で行うことを了承。食品基準について事務局は「50%が汚染されていると仮定された数値で、現状とのずれがある」として、審議会での議論に向けて関係省庁から情報を集めていることを明かす。
■「科学的な正しさだけではない」
ただ、環境省によると除染は帰還困難区域を除いてほぼ完了しており、福島県の行政関係者は「今、0・23という数値を裏返すことに、どういう意味があるのか」と首をひねる。
更田氏は24日の定例会見で「除染の基準を見直そうといった意図は全くない」と事実上後退。「0・23がどのぐらいの保守性を持っているかを明確にするだけで、リスクを正確に伝える観点で大きな前進だ」とした。また、「食品基準の1キロ当たり100ベクレルは、米国(1200ベクレル)などと比べ過度に厳しいという議論はあるが、過度の基準をクリアしていると言った方が福島の人にメリットがあるかもしれない。科学的に正しい正しくないだけではない難しい問題をはらんでいる」と述べた。
■「1ミリシーベルト」の呪縛
追加被曝線量1ミリシーベルト以下の基準は民主党政権下で決定。国際放射線防護委員会(ICRP)による事故からの復興途上での線量抑制の目安「年間1〜20ミリシーベルト」の下限値だ。また、年間100ミリシーベルト以下の低線量被曝による発がんリスクを証明するのは、極めて難しいとされている。
更田氏は24日の会見で「率直に言って、参考レベル(1ミリシーベルト)の設定にしくじったのかもしれない」と述べる一方、「時間が経過してから変更することが果たして正しいのかどうか。1ミリの議論はもっとも重要で基本にかかわるものではあるが、現状でそれに手を付けるかのような議論に入るのは、福島の方々にとってメリットよりデメリットの方が大きいのではないかと感じているし、歴史的な検証の世界の話なのではないか」と見直しに否定的な見方を示した。
>>2以降に続く
配信2018.1.30 17:00
産経ニュース
http://www.sankei.com/life/news/180130/lif1801300001-n1.html >>1
国際医療福祉大クリニック院長の鈴木元氏(放射線病理学)は「年間1ミリシーベルトや食品などの基準について、もう一度なぜその基準値が出てきたのかを踏まえて数値を考えた方がいい。緊急時と平時とで考え方は分けるべきで、食品基準も汚染率の仮定によって変わる。その情報がしっかり国民に伝わらないと、なぜ議論しているかが分からないだろう。国民に根拠を示すことが必要だ」と話している。
◇
●毎時0・23マイクロシーベルト==追加被曝線量年間1ミリシーベルトを1時間当たりに換算すると、毎時0・19マイクロシーベルトとなる(1日のうち屋外に8時間、遮蔽効果0・4倍の屋内に16時間滞在する生活パターンを仮定)。計測される放射線には大地からの放射線(毎時0・04マイクロシーベルト)が含まれるため、これと事故由来の0・19を足して0・23マイクロシーベルトが算出される。環境省は放射性物質汚染対処特措法に基づく汚染状況重点調査地域の指定や、除染実施計画を策定する地域の要件にこの数値を適用している。 事故直後、安全規準を引き上げた事は歴史に残さないつもりですか?w 容器を通った水から出た蒸気しか散ってないのに
放射能とかそもそも問題でもなんでもなかった。 復興のためには安全基準値を見直し、引き下げる必要があるからな スレタイで想像した内容とは正反対の内容だった・・・・・ 現状の基準値をクリアして出荷できているはずなんだからもっと緩くしろとか破壊工作やろ 全力で原発推進だ!馬鹿め!!!!!!
全世界的に火力発電所を即廃止だ
10年後に石油が枯渇しても差し支えないと全世界が宣言できるまで火力発電所は閉鎖、技術革新待ち
地層から過去10億年を見ろ!小惑星落下に破局噴火
今後10億年の間にも起きることだ
大気が灰に覆われる闇の時代は原発プラス巨大シェルターで乗り切るしかない
太陽光も風力も灰大気では機能しない
原発とシェルターの融合は火星移住への第一歩 安全基準値って菅直人と枝野がたくらんで作った数字だろぅ〜
除染がほぼ終わった後だからこそ改めて科学的な議論が出来るということだろうな。
除染前だと「うちを除染しないつもりか!」みたいな輩が大量に湧いてくるだろうし。
まあ本来はそういうバカみたいな無駄支出を排除することこそが政治に求められていたわけだが、
それでも全く科学的議論をせずに終わらせるよりかはナンボかまし。 安全基準をいきなり100倍とか
1000倍に上げて通用するかよ。
安全なら放射線廃棄物を東京湾に
埋めてみろや。 なんで、外国イスラエルの警備会社が
日本の空港や原発の警備をやっているニカ。
日本は安全を他国に任せるのか。
だから攻撃を受ける。
共産党や犬hkは全くとりあげない。
移民党も。
九条、窮状以前の問題なはずだが。 >>5
ちがうよ。
事故直後に安全基準を引き下げたんだよ? 健康に問題が起きても放射線のせいじゃない
プルトニウムは食べても安全
なぁに、かえって免疫が…
とか言ってる連中が、安全基準を更にユルユルにしようと動き始めたか
全停止のまま脱原発してりゃ、こんなヤバい事にならずに済んだのになぁ
原発派はマジ悪魔だわ >>20
知らん。
国が原発事故後に安全規準を引き下げるような事をしたから不信感があるだけの話なんだが、
お前の言う【まともな人】とはどういった人なのかは一先ず置いておくとして、原発事故以前より安全規準を下げろという動きがあったんならソース頼むわ。 >>21
根本的に「基準」の意味を履き違えてるんだよなぁ。
そもそも1mSvってのは安全基準じゃない。あくまで長期目標としての管理基準。
行政はこの数値を目安に長期的な環境整備を進めていきましょうという話であって、
そんな数値を被災直後の土地に一律適用しても本来全く意味がない。
被災して避難所暮らしの人間に「食事は30品目きちんと摂りましょう」とか言うようなもんだ。
平時ならともかく、カンパン食って飢えを凌いでるような非常時に、そんな呑気な基準を
押し付けるのがおかしいのは考えなくてもわかるだろう。
事故時に基準が変わる、というのはそういう意味。
この件で騒いでるやつは、物凄くマスコミに騙されてるぞ。 本来利益相反の関係でなければならないはずなのに日本にやらせるとすぐ一味と化す
ちょっと世間の関心が薄れたと見るやすかさず矮小化
全世界の生命を脅かしてるともいえる
世界にも類を見ない小狡く卑しい民族だよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています