富士通は31日、携帯電話事業を投資ファンドのポラリス・キャピタル・グループ(東京)に3月末に売却することで合意したと発表した。販売減少が続く携帯事業から事実上撤退し、収益力の高い事業へ集中する。

 売却するのは子会社の富士通コネクテッドテクノロジーズ(川崎市)。株式の70%をポラリスが保有し、残り30%を富士通が持つ。このほかグループ会社の富士通周辺機(兵庫県加東市)の携帯端末事業も新会社に受け継がせ、ポラリスが81%、富士通が19%を保有する。携帯電話の受託製造も担うという。

2018/1/31 19:34
共同通信
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