大立山まつりで高校生体調不良

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/2054790901.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

先月、奈良市の平城宮跡で開かれた「奈良大立山まつり」で、和太鼓を披露した女子高校生4人が、
寒さで体調を崩して手当てを受け、このうち1人が救急搬送されていたことがわかりました。

「大立山まつり」は、観光客の減る冬に奈良の観光を盛り上げようと、県が中心となって、
奈良市の平城宮跡を会場に2年前から始め、ことしは、先月26日から3日間の日程で開かれました。

初日の午後4時から始まったオープニングイベントでは、奈良朱雀高校の和太鼓部の女子生徒4人が、
演奏を披露しましたが、県などによりますと、4人は出演したあと、体の震えなど体調不良を訴え、
このうち1人が病院に搬送されたということです。
寒さが原因とみられ、暖房にあたるなど、体を温めたところ、回復したということです。

気象台によりますと当時、奈良市は気温が1度4分まで下がり、また、風も吹いていましたが、
県によりますと、生徒たちは、軽装だったということです。

実行委員会の事務局を務める奈良県ならの観光力向上課は、
「出演する前後には、暖房にあたってもらっていたが、こうした事態になってしまった。
今後、さらなる寒さ対策を検討したい」
としています。

02/02 16:47