現職に新人が挑んだ長崎県知事選挙は4日に投票が行われ、現職の中村法道氏が3回目の当選を確実にしました。

長崎県知事選挙の開票は午後8時に始まりました。
NHKが事前に行った情勢取材や投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査などで、自民党と公明党が推薦し民進党長崎県連が支持する現職の中村法道氏が、共産党が推薦する新人を大きく引き離し、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、中村氏の3回目の当選が確実になりました。

中村氏は長崎県出身の67歳。県の副知事などを経て、前々回、平成22年の知事選挙で初当選しました。

選挙戦で、中村氏は、人口減少対策を進めてきたことなど、2期8年の実績をアピールするとともに、洋上での風力発電をはじめ、成長が期待できる産業の育成に取り組むと訴えました。

その結果、推薦を受けた自民党などの支持層に加え、支持政党を持たないいわゆる無党派層からも幅広く支持を集め、3回目の当選を確実にしました。

2月4日 20時00分
NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180204/k10011315001000.html?utm_int=all_contents_just-in_001