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 太良町内の小中学校で1月31日、地元産食材をふんだんに使った給食が提供された。メインは多良岳山系の水など豊かな風土で育った「金星佐賀豚」のとんかつ。多良中では、生産者の永渕ファームリンクの永渕政信代表、岩島正昭町長が生徒と一緒に味わった。

 町が学期に一度、「たら産うまかもん給食」と題して実施している。キャベツのあえ物、大根やニンジンを使ったみそ汁も。デザートは地中海沿岸原産のかんきつ類「クレメンティン」で、町内の山口柑橘園が栽培した。

 多良中3年の鍬本太一さんは「お肉がやわらかくてジューシー」と笑顔を見せた。永渕さんは「『おいしい』と言ってもらえて何より。受験に『勝つ』気持ちで頑張って」と話していた。

太良町産「金星佐賀豚」を使った給食に笑顔を見せる生徒たち=多良中学校
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