特定の留置者に便宜でうその記録 県警警部ら書類送検/埼玉県
2/2(金) 22:25配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180202-00010004-teletama-l11

おととし4月から去年2月にかけ、本庄警察署の当時の留置管理課長ら5人が、特定の留置者に便宜を図り、このうち2人がこれを隠すために嘘を記録したとして、県警は2日、2人を有印公文書偽造などの罪で書類送検しました。

書類送検されたのは、46歳の元本庄警察署・留置管理課長と、本庄警察署の38歳の巡査です。2人は、去年2月、休日に認められていない手紙の受け渡しを40代の男性留置者に行い、記録には、2日後の月曜日だったとうその記載をした疑いです。県警監察官室によりますと、2人に加え30代から50代の巡査部長3人の合わせて5人は、おととし4月から去年2月にかけ、この留置者に対し、携帯電話の持ち込みや、面会時間の延長など不適切な処遇をしていて、元留置管理課長は減給10分の1、1か月の懲戒処分、他の4人は、本部長注意などの内部処分となりました。

調べに対し、元留置管理課長は「看守と留置者がトラブルになり、自分が間に入れば、その場が収まることから不当な要求を受け入れてしまった」と容疑を認めているということです。

県警の佐伯保忠首席監察官は「県民の信頼を大きく損ねる行為であり誠に遺憾である」とコメントしています。