http://yomiuri.co.jp/national/20180204-OYT1T50053.html

岐阜、滋賀県境の伊吹山の頂上に通じる「伊吹山ドライブウェイ」で2日、岐阜県関ヶ原町の職員らが、愛知県岡崎市に贈る雪50トンの積み出し作業に取り組んだ。

 3日早朝に岡崎市南公園に運ばれる。「雪山」にして子どもたちに雪遊びを楽しんでもらう。

 関ヶ原町と岡崎市は、徳川家康の東軍が勝利した関ヶ原合戦の縁で、1983年に「ゆかりのまち」の協定を締結。伊吹山がある関ヶ原町が、岡崎市のイベント「雪と遊ぼうin南公園」のために毎年、山麓の雪を贈っている。

 今年の雪取り場は、ドライブウェーの麓から3・3キロの標高400メートル地点。除雪車が50〜70センチ積もった真っ白な雪をかき上げ、10トン積みダンプカー5台の荷台に次々と載せた。

 ドライブウェーの担当者は、「今年は例年以上に積雪があり、麓で積むことができました。でも開業に向けての除雪作業は大変ですね」と話していた。

http://yomiuri.co.jp/photo/20180204/20180204-OYT1I50022-1.jpg