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2月6日 17時46分
四国電力と東京ガスの子会社など5社は、愛媛県新居浜市で火力発電所などで使用するLNG=液化天然ガスの受け入れ基地を共同で建設することを発表しました。

発表によりますと、四国電力のほか、東京ガスの子会社、住友化学、四国ガスなど5社は、ことし4月に合弁会社を設立して、愛媛県新居浜市にある住友化学の工場の敷地にLNGの受け入れ基地を共同で建設するということです。

建設費はおよそ400億円の見込みで、ことし6月に着工し4年後の2022年に操業を始める計画です。規模は四国で最大になるとしていて、受け入れたガスは住友化学の子会社が建設する火力発電所で使用するほか、現在、燃料に重油や石炭を使用している周辺の工場にも供給したい考えです。

東京ガスの子会社の高木信以智社長は「新居浜の周辺は工業の大きな集積地で、ガスの需要が期待できるので、環境負荷の低減に貢献していきたい」と述べました。