客口座から不正送金か元行員逮捕

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20180207/1080001552.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

三井住友銀行の千葉県内の出張所に勤務していた元行員が、顧客の口座から
現金1800万円余りを自分の口座に不正に送金してだまし取ったなどとして警察に逮捕されました。

逮捕されたのは、三井住友銀行の元行員、橘高ゆかり容疑者(35)で、
警察によりますと、千葉県松戸市の新松戸出張所に勤務していた平成23年3月からの1か月間に
顧客の口座から現金1800万円余りを自分の口座に不正に送金してだまし取ったなどとして、
電子計算機使用詐欺などの疑いが持たれています。

調べに対し容疑を認めているということで、これまでの調べで、橘高容疑者は、
長期間取り引きがなかった顧客の口座を狙って着服を繰り返していたと見られるということです。

橘高容疑者は、7年間にわたっておよそ4億8000万円を着服したとして、
おととし懲戒解雇されていて、銀行からの告訴を受けて警察が捜査していました。
警察は、着服した疑いがあるおよそ4億8000万円のうち、時効となっていない
1億2000万円余りについて捜査を進めることにしています。

元行員が逮捕されたことについて、三井住友銀行は
「厳粛に受け止め深く反省するとともに、心からおわびします。
対象のお客様には、全額預金の復元を行いました。
こうした事案を予防、発見する機能の強化や従業員の規律の引き締めなどを通じ、
再発防止に取り組みます」というコメントを出しました。

02/07 14:54