自殺中学生の両親 賠償求め提訴

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagoya/3005035941.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

去年2月、愛知県一宮市の中学校に通う男子生徒が自殺したのは担任らの言動に追い詰められたうえ、
学校が適切な対応をとらなかったためだとして、生徒の両親が一宮市に対し
損害賠償を求める訴えを名古屋地方裁判所一宮支部に起こしました。

一宮市の市立浅井中学校の3年生だった男子生徒は、去年2月、担任への不満を訴えたメモを残して
大阪のビルから飛び降りて自殺しました。

市が設置した第三者委員会は
「担任からのいじめととれる行為は認められなかったが、学校の対応には改善の余地がある」
とする報告書を公表しました。

これについて、男子生徒の両親は担任から授業などのプリントの配布を
何度もさせられる、いじめを受けていたほか、組み体操の練習中にけがをしたのに
担任から対応してもらえず、担任らの教育的配慮を欠いた言動に追い詰められたと主張しています。

その上で、強いストレスをため込んでいたにも関わらず、学校が
適切な対応をとらなかったために自殺に至ったとして、生徒の命日の6日、
市に対して損害賠償を求める訴えを名古屋地方裁判所一宮支部に起こしました。

両親は賠償額を明らかにしていません。

一宮市教育委員会は「訴状を見ておらず、コメントは差し控えます」としています。

02/07 09:42