病気で寝たきりの妻を殺害したとして、栃木県警足利署は7日、殺人の疑いで
同県足利市赤松台、無職、今井徳二容疑者(85)を逮捕した。
「病気で苦しんでいる妻を早く楽にしてやろうと思った」などと容疑を認めている。

逮捕容疑は6日午後10時ごろ、自宅で妻のアキヱさん(78)の首をタオルで絞めるなどして殺害したとしている。
県警によると、7日午前8時ごろ、自宅を訪問介護で訪れた70代の女性ヘルパーが
ベッドで死亡しているアキヱさんを発見し、報告を受けた介護施設が110番通報した。

今井容疑者は7日の午前中に足利市内の駐車場で歩いているところを足利署員に発見された。
自宅からは警察宛てに「妻を殺害しました」などと書かれた手紙が見つかり、今井容疑者は自殺するつもりだったという。
アキヱさんは病気のため、半身不随で言語障害もあり、寝たきりだった。

http://www.sankei.com/affairs/news/180207/afr1802070056-n1.html