⚫そのB もうひとつ、私が危惧しているのは、泰明小学校は銀座の街と友に歩んできたと
いうことを児童や保護者の皆様にご理解いただいているのかどうかということです。
泰明小学校に通ってくると言うことは、例え特認校であっても、
銀座の街の子供たちになると言うことだと私は思います。
現実的には、地域の集いや催しは、特に子供対象のものはそう多くはありません。ですが、
街の方々は、泰明小学校の子供たちのためならと、事あるごとにご尽力してくださいます。
学習活動面でもご周知のような協力を惜しみなくしてくださっています。
"街との絆"を感じながら泰明小で学んでほしい。保護者の皆様には、そういう学校で
我が子は学んでいるものだということを意識して欲しいと思うのです。
私は、立場上、地域の方々との接点がありますが、皆さんが、学校のことを
とても大切に考えてくださっていることが分かります。
街に学校があると言うことは、こんなに嬉しいものなのだな、と感じるのです。
しかし、このような意識も薄れつつあるのではないかと私は心配しています。
いろいろ関わってくださっている方々には申し訳ございませんが、
それほど多くはないはずの地域の催しや企画などにどれだけの方が
参加してくださっているのでしょう。銀座の街あっての泰明小学校なのです。
今、泰明小学校は、どこか、どれかのスイッチを押さなければそのよさが失われて
しまう、そういう時です。ビジュアルアイデンティティーという概念があります。