東京の立川駅北口にある立川基地の広大な跡地で、ホテルや多目的ホールを整備する大規模な開発プロジェクトが本格的に始まりました。

 開発プロジェクトが行われるのは、立川駅北口に残された広大な敷地です。北側は家具量販店のイケア、西側は国営昭和記念公園に隣接しています。プロジェクトは、立川市緑町のおよそ3万9000平方メートルの元国有地に、ホテルなど9つの建物を整備する計画で、9日は開発を手掛ける企業が工事の安全を祈願しました。

 立飛ホールディングスの村山正道社長は「われわれは世界に発信する気持ちがある。この一等地への責任がある」とあいさつしました。また、立川市の清水市長も「完成の暁には、間違いなく多摩オンリーワン、ナンバーワンの地域として発展が約束できたのではないか」と期待感を示しました。

 開発プロジェクトは2500席の多目的ホールや温泉施設を備えたホテルなど9つの建物を整備し、東京オリンピック開催前の2020年春の開業を目指すということです。

2018年2月9日 18時30分
TOKYO MXニュース
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