福岡市の西の空に9日夕、太陽が二つ重なったように見える「だるま太陽」が現れた。蜃気楼(しんきろう)の一種で、大気と地表付近の温度差が大きい日に観測される。

 福岡管区気象台によると、市内の最高気温は14.6度と3月中旬並みの暖かさ。上空には寒気が残っており、だるま太陽が出現しやすい気象条件だった。

 立春を過ぎ、各地に大雪を降らせた「冬将軍」も一休みだが、11日以降は再び寒気が流入して寒くなる見込み。だるまのようにじっと耐える日が続きそう。【西嶋正法】

最終更新 2月10日 09時53分
http://mainichi.jp/articles/20180210/k00/00e/040/238000c

だるま太陽
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