【平昌・田原和宏、岩壁峻】平昌冬季五輪スピードスケート・ショートトラック男子日本代表の斎藤慧(けい、21)=神奈川大=がドーピング検査で陽性反応を示していたことが12日、複数の関係者の話で明らかになった。
違反となれば、冬季五輪の日本勢では史上初めてとなる。日本オリンピック委員会(JOC)が13日に公表する予定。

 関係者によると、レースより前に実施された抜き打ち検査で検出されたという。夏季五輪では1984年ロサンゼルス五輪のバレーボール男子の選手から興奮剤が検出された事例がある。

 ドーピング違反を巡っては、1月にカヌー・スプリントのトップ選手がライバル選手の飲料に禁止薬物を混入させる事例が発覚。
スポーツ庁が競技団体などを集めて再発防止を訴えたばかりだった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180213-00000006-mai-spo