法務省入国管理局は13日、2017年の難民申請者数が1万9628人だったと発表した。1982年に統計を取り始めて以降、初めて1万人を超えた16年から、さらに8727人増えた。一方、難民と認定されたのは8人減の20人にとどまった。いずれも速報値。
 申請者の出身国籍は82カ国。フィリピンが4895人で最も多く、ベトナム3116人、スリランカ2226人、インドネシア2038人と続いた。フィリピンは16年の1412人から大幅に増加した。
 これに対し、認定者はエジプト5人、シリア5人、アフガニスタン2人など。認定はしなかったが、シリア人など45人の在留を認めた。

2018.2.13(Tue)
デイリースポーツ
https://www.daily.co.jp/society/national/2018/02/13/0010982150.shtml