平昌五輪の開会式を標的としたサイバー攻撃で、米セキュリティー企業3社はウイルス“オリンピック・デストロイヤー”(五輪破壊者)を発見したと発表した。

 ロイター通信によれば、五輪チケットの印刷や、各国メディア陣が使用するWiFiの使用に影響が出たものの、10日までに問題は解決した。攻撃の主体については不明のままという。

 この問題では、開会式直前の9日午後7時15分ごろから、五輪組織委員会のインターネットがダウン。10日正午時点で完全復旧していなかった。

 サイバー攻撃の影響で、組織委側が開会式用に準備していた小型無人機(ドローン)を飛ばすことができず、組織委は事前に録画していた映像を放映せざるを得なかった。(五輪速報班)


http://www.sankei.com/smp/pyeongchang2018/news/180213/pye1802130071-s1.html