2/14(水) 20:13配信
 平昌五輪第6日(14日、江陵オーバル)スピードスケート女子1000メートルで、世界記録保持者の小平奈緒(31)=相沢病院=が1分13秒82で銀メダル。1500メートル銀メダリストの高木美帆(23)=日体大助手=は1分13秒98で銅メダルで、ダブル表彰台となった。ヨリン・テルモルス(28)=オランダ=が五輪記録の1分13秒56で金メダルを獲得した。

 スプリント女王の小平が、世界一への足がかりを築いた。1000メートルと500メートルへの試金石として臨んだ12日の1500メートルで6位入賞を果たした。

 2010年バンクーバー大会から3大会連続の五輪。過去2回の個人種目では最高5位にとどまった。スタートラインに立ったときの気持ちは過去2大会とは違う。今回は世界記録保持者の風格が漂う。長い距離で手応えをつかめば、本職の短距離に自信が持てる。1500メートルでは低地リンクの自己ベストで入賞。描いた通りの展開だった。不利とされるアウトレーンからスタートしたが、今の小平には関係なかった。今大会は日本選手団の主将。18日の500メートルは国内外のレースで昨季から24連勝中。今度こそ頂点をつかんでみせる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180214-00000578-sanspo-spo