東大の藤田誠教授にウルフ賞 ノーベル賞の有力候補に浮上

 イスラエルのウルフ財団は14日までに、
2018年のウルフ賞化学部門の受賞者に、
有機化学者の藤田誠・東京大教授(60)ら2氏を選んだと発表した。

 藤田氏は、分子が自発的に集合し高分子化合物を作る「自己組織化」と呼ばれる現象を応用し、
さまざまな形をした新しい巨大結晶構造を作り出した。

 同賞はノーベル賞の行方を占う賞の一つとして知られており、
過去に山中伸弥氏、南部陽一郎氏、小柴昌俊氏らが受賞している。
http://www.sankei.com/life/news/180214/lif1802140028-n1.html

1980年 千葉大学工学部合成化学科卒業
1982年 千葉大学大学院工学研究科修士課程修了
1982年 相模中央研究所研究員
1987年 東京工業大学工学博士
1988年 千葉大学工学部 助手
1991年 同 講師
1994年 同 助教授
1997年 分子科学研究所錯体化学実験施設 助教授
1999年 名古屋大学大学院工学研究科 教授
2002年 東京大学大学院工学系研究科 教授
      現在に至る
http://fujitalab.t.u-tokyo.ac.jp/about/