被害は総額4350万円に上ります。
インフルエンザ用のマスクを購入したように見せかけるなどして会社の金をだまし取った疑いで、JR貨物北海道支社の元課長の男が逮捕されました。

逮捕されたのは、JR貨物北海道支社の元経理課長、四釜正一容疑者52歳です。
四釜容疑者は東京本社勤務だった7年前、うその請求書を作りインフルエンザ用のマスクを購入したように見せかけ、およそ900万円をだまし取った疑いが持たれています。

警察によりますと、金は知人男性の口座に振り込まれ、その後、四釜容疑者の手に渡っていたということです。
2016年2月、別の経理担当者が不自然な請求に気づいて架空発注が発覚、四釜容疑者は懲戒解雇され会社が警察に告訴していました。

警察は認否を明らかにしていませんが、四釜容疑者は社内調査でだまし取ったことを認めていました。
四釜容疑者は、およそ3570万円をだまし取ったとして刑事告訴されていて、時効になったものを含めると被害は4350万円に上ります。

警察は余罪についても調べを進めています。

今日ドキ!で放送【02月14日(水) 19時00分】
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