https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180215-00000010-mai-soci

◇時代を反映 「AI」や「IoT」の作品が倍以上入選

「効率化 進めて気づく 俺が無駄」「AIよ 俺の上司の 指示わかる?」−−。
第一生命保険は15日、昨年9月から11月にかけて募集した恒例の「サラリーマン川柳コンクール」の
全国入選作100句を発表した。

人手不足や長時間労働是正のため企業が業務効率化に取り組む中、AI(人工知能)や
IoT(モノのインターネット)などテクノロジーの進化を詠んだ句が昨年の倍以上入選した。
生産性向上を期待する句が多かったが、AIやロボットに仕事を奪われる不安を感じさせる句も目立った。

働き方改革で労働スタイルも多様化しているが、「テレワーク 在宅勤務は 妻がNO」
「1日の 嫁との会話は 9秒台」などと、逆にサラリーマンが悩みを深めている姿も浮かんだ。

応募作品は4万7559句だった。第一生命は入選作を対象に、3月16日までインターネットなどで
人気投票を実施し、5月下旬にベスト10を発表する。

長寿化で「健康寿命」の延伸に関心が高まっていることから、今回は「健康第一部門」を新設し、
運動や食生活などにまつわる句を募集。「スポーツジム 車で行って チャリをこぐ」など3句を
同部門のベスト3に選んだ。