15日の東京株式市場は米国株高を受け、日経平均株価が4営業日ぶりに上昇した。終値は310円81銭(1・47%)高い2万1464円98銭。東京証券取引所第1部全体の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は同16・55ポイント(0・97%)高い1719・27。出来高は15億7千万株。

 米国株式市場の上昇を受け、ほぼ全面高の展開となり、一時400円超値上がりした。外国為替市場で円高が進んでいるが、日経平均は米国発の世界的株安を受け、短期間で大幅に下落した影響もあり、反動が出やすくなっていた。市場関係者は「米国市場が落ち着いてきたようで、手頃になった銘柄に買いが集中している」(大手証券)との声が出ている。

2018年2月15日15時30分
朝日新聞デジタル
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