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2月15日 11時48分
去年、川崎市の歩道で20歳の女子大学生が電動自転車をこぎ出した直後に、通行人に衝突して死亡させる事故があり、警察は女子大学生が両手にスマートフォンと飲み物を持っていてブレーキをかけられなかったことが事故の原因だったとして、重過失致死の疑いで書類送検しました。

去年12月、川崎市麻生区の歩道で20歳の女子大学生が電動自転車に乗っていて、歩いていた77歳の女性と衝突し、転倒した女性が頭を打って死亡しました。

警察が事故の状況を詳しく調べた結果、電動自転車を運転していた女子大学生は、当時、左耳にイヤホンをつけながら左手でスマートフォンを、右手で飲み物のカップを持った状態で自転車のハンドルを支え、こぎ出した直後に女性に衝突していたことがわかったということです。

警察はこうした運転によって前方不注意となったうえ、ブレーキをかけられなかったことが事故の原因だったとして、15日、女子大学生を重過失致死の疑いで書類送検しました。

調べに対し「直前まで気づかず、ぶつかってしまった。重大なことをしてしまい本当に申し訳ない」と話しているということです。