群馬県警高崎署は15日、電気を不正に使用したとして窃盗の疑いで、同県高崎市寺尾町、派遣社員、青木朝男容疑者(53)を再逮捕した。

 署によると、青木容疑者はパチンコなどで金を浪費して電気料金を滞納し、昨年8月、自宅への通電を止められた。容疑者宅は旧型の電気メーターだったが、電力会社が通電を遠隔操作できる新しいメーターに交換した。

 これを受け青木容疑者は同12月、近くの公民館から旧型のメーターを盗んで付け替え通電させたという。調べに「夏場は良かったが、冬は寒くて電気毛布や炊飯器を使いたかった」と供述、容疑を認めている。

 再逮捕容疑は昨年12月25日から今年1月25日にかけ、約3900円分の電気を不正に使用し、盗んだとしている。

 署は電気メーター窃盗の疑いで1月に青木容疑者を逮捕。前橋地検高崎支部は今月15日、起訴した。

2018.2.15 19:01
産経ニュース
http://www.sankei.com/affairs/news/180215/afr1802150040-n1.html