広島・江田島 タンカーが防波堤に衝突 飲酒で操船容疑の2等航海士を逮捕 江田島市沖美町の三高港沖の防波堤にタンカーが衝突した事故で、広島海上保安部は14日、操船していた下関市豊浦町の2等航海士川嶋幾男容疑者(63)を業務上過失傷害と業務上過失往来危険の疑いで逮捕した。現場周辺のカキいかだにも被害が出ている。

 逮捕容疑は、13日午後7時ごろ、山口県上関町の東亜汽船が所有するタンカー「東亜丸」(749トン、8人乗り組み)を三高港の沖約200メートルにある防波堤に衝突させた疑い。さらに、衝突の衝撃で機関長の男性(55)を階段から転落させ、頭などにけがを負わせた疑い。広島海上保安部によると、タンカーは宇部市の宇部港から広島県坂町小屋浦の油槽所へ向かっていた。川嶋容疑者は酒を飲んでいたという。
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