北米原産の希少なザリガニをインターネットオークションに出品しているように見せかけ、現金をだまし取ったとして、兵庫県警伊丹署は18日、福岡県宗像市の男(26)を詐欺容疑で再逮捕した。

 再逮捕容疑は昨年6月9〜11日、北米原産のザリガニ「カンバルス・ルスティシフォーミス」の写真などを掲載して販売するよう装い、10匹を落札した大阪市の自営業男性(40)から14万4501円をだまし取った疑い。

 同署によると、男性の元にはカブトムシ6匹とクワガタ4匹が届いた。男は「お金もうけのためにやった」と容疑を認めているという。

 同ザリガニの相場は成体1匹が8〜10万円。男は、今年1月29日にも同様の手口で希少な北米原産のザリガニ「オルコネクティス・ルーテウス」4匹を伊丹市内の男性(42)に落札させ、3万3500円を詐取したとして同署に逮捕されている。



神戸新聞NEXT 2018/2/18 18:14
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201802/0010997438.shtml