国内の自動車市場でディーゼル車の人気が再び高まってきた。

 2015年に発覚した独フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正問題を受け、16年の売れ行きは鈍ったが、17年は前年と比べて約10%増の約15万6000台と再び増加に転じた。自動車各社はディーゼル車の品ぞろえを増やしており、競争が激しくなっている。

 VWは2月、ディーゼルエンジンを搭載した乗用車「パサート」を発売した。排ガス不正の悪いイメージが残っているのではないかとの懸念もあったが、ディーゼル車人気を受けて投入を決めた。VWが日本市場でディーゼル車を販売するのは実に20年ぶりとなる。

 独BMWの小型車「ミニ」が17年に最も売れた輸入車になった要因の一つに、17年2月に全面改良したスポーツ用多目的車(SUV)「ミニ クロスオーバー」のディーゼルモデルのヒットがある。マツダが17年12月に発売したSUV「CX―8」はディーゼル車のみの設定だが、発売1か月時点の受注台数は月間販売目標の10倍となる1万2000台に達した。

(ここまで442文字 / 残り639文字)

ディーゼル車の新車販売台数
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20180219/20180219-OYT1I50001-L.jpg
マツダ「CX―8」
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20180219/20180219-OYT1I50002-L.jpg
フォルクスワーゲン「パサート」
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20180219/20180219-OYT1I50003-L.jpg
BMW「ミニ クロスオーバー」
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20180219/20180219-OYT1I50004-L.jpg

2018年02月19日 07時29分
YOMIURI ONLINE 全文は会員登録をしてお読みいただけます
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20180219-OYT1T50012.html?from=ytop_main6

関連スレ
【自動車】独VWが日本市場にディーゼル車「パサート」、20年ぶり投入 422万円〜
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1518648359/