千葉県印西市で17日に民家が全焼して住人とみられる遺体が見つかり、県警は19日、16〜20歳の男女4人を殺人と現住建造物等放火の疑いで逮捕した。

 捜査関係者によると、複数の容疑者が出火前、「(住人の女性に)殴ったり蹴ったりする暴行を加えた」と供述しているといい、県警が動機を調べている。

 逮捕されたのは、いずれも職業不詳の仲内隼矢じゅんや(20)(自称東京都墨田区)、金崎大雅たいが(20)(同千葉県印西市)、菅野弥久かんのみく(20)(住所不定)の3容疑者と、自称東京都在住の16歳の少女。

 発表によると、4人は17日、印西市竜腹寺の木造平屋住宅に火をつけ、1人を殺害した疑い。県警は、遺体はこの家に住む海老原よし子さん(55)とみて身元確認を進めている。司法解剖の結果、死因は焼死だった。

(ここまで353文字 / 残り272文字)
http://sp.yomiuri.co.jp/national/20180220-OYT1T50003.html