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 掛川市は19日、市中心部の電線や街路樹に群れるムクドリへの対策として、タカによる追い払いを試験実施した。
浜松市北区の害鳥駆除業者「鷹匠」が中型のハリスホーク2羽を飛ばし、群れの排除を試みた。

 市中心部ではムクドリが連日飛来し、ふんや騒音の被害が深刻化している。
今回実施したJR掛川駅北西の商店街は、1カ月ほど前から連日夕方になると電線に千羽単位の群れが集まり、
深夜まで鳴き続け、歩道は一面ふんで汚れている。

 ハリスホークはムクドリを追い、捕食する習性があるという。
同社の田中実社長(41)らが群れを目がけて飛ばすと、ムクドリは一斉に飛散した。
群れが再び近くの電線に集まると、田中社長らがライトでタカを誘導し、追い回す作業を何度も繰り返した。

 田中社長は「ムクドリを安心させないように継続的に実施すると効果が表れるはず」と話した。
市は20日夜も試行し、今年夏ごろに本格実施する予定。