0001ばーど ★
2018/02/22(木) 12:42:24.38ID:CAP_USER9農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は国立遺伝学研究所と共同で、ミカンを代表するウンシュウミカンの全ゲノム(遺伝情報)を解読した。色づきや実のなり方に関わる複数の遺伝子を見つけた。新たな品種や栽培法の開発に役立つとみられる。日本で果樹の全ゲノムを解読したのは初めてという。
ウンシュウミカンは400年以上前に日本で誕生し、明治時代から栽培が盛ん。皮がむきやすい特徴などから、国内かんきつ類生産の約70%を占める。11月ごろに甘味の強い実がなる「宮川早生(わせ)」という品種の全ゲノムを解読した。
遺伝子を高速で読み解く装置「次世代シーケンサー」を使い、約3万個の遺伝子を発見した。ミカンを黄色くする色素の「カロテノイド」や、種が無くても実を大きくする植物ホルモンの「ジベレリン」を作る遺伝子を突き止めた。
かんきつ類では海外でスイートオレンジなどの全ゲノムが解読されていたという。
2018/2/22 12:01
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27233590S8A220C1TJM000/