T50158.html韓国女性家族相、女性像設置支援の考え…国連委
2018年02月22日 22時31分
http://www.yomiuri.co.jp/world/20180222-OYT1

 【ジュネーブ=笹沢教一】国連女子差別撤廃委員会の韓国審査が22日、国連欧州本部で行われた。

 韓国の鄭鉉栢チョンヒョンベク女性家族相は、元慰安婦に対する住宅や医療の手当など、同国が行ってきた支援の重要性を説明した。さらに、同国内外各地に作られ続ける慰安婦を象徴する女性の像について、「二度と女性が傷つけられることがないよう、このような問題を忘れないためだ」と、設置の意義を強調。「元慰安婦や支援団体の声を聞いてこの事業を支える」と述べ、政府として、像設置などの活動を支援する考えを示した。
 鄭氏はまた、韓国政府として今年8月、慰安婦問題に関する資料を収集し、この問題の歴史教育や対外発信をするための拠点「慰安婦研究所」を発足させる方針を明らかにした。