https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180226/k10011343631000.html

神奈川県厚木市の住宅で、この家に住む高齢の夫婦が死亡しているのが見つかりました。
妻は「夫の介護に疲れて死にたい」などと話していたということで、警察は妻が夫を殺害したあと、
自殺を図ったと見て調べています。

25日午後6時半ころ、神奈川県厚木市の野間口求さん(80)の住宅の近所の人から
「高齢の夫婦が朝から応答がないので安否を確認してほしい」と消防に通報がありました。

警察などが確認したところ、この家に住む野間口さんと、妻の百合子さん(77)が
死亡しているのが見つかりました。

警察によりますと、夫は1階の和室の介護ベッドの上で死亡していて、首にはひものようなもので
絞められた痕があったということです。妻は2階の和室で首をつって死亡していたということです。

これまでの調べで、妻は「夫の介護に疲れて死にたい」などと近所の人に話していたということで、
住宅からは遺書のようなものが見つかったということです。

警察は、現場の状況などから介護に疲れた妻が夫を殺害したあと、みずから自殺を図ったと見て
調べています。