中学校体育館転倒事故で和解成立

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2045567741.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

3年前、白浜町にある中学校の体育館で、男子生徒が雨漏りでぬれた床に足を滑らせて
大けがをしたのは町の安全管理に問題があったからだとして損害賠償を求めていた裁判で、
白浜町が生徒に1200万円を支払うことで和解が成立しました。

白浜町教育委員会によりますと、平成27年4月、町立富田中学校の体育館で、
バレーボール部の練習をしていた当時中学2年の男子生徒が、雨漏りでぬれていた床で
足を滑らせて転倒し、右足の骨を折る大けがをしました。
右足には後遺症が残ったことから、町の安全管理に問題があったとして、
生徒が損害賠償を求める裁判を起こしていました。

町は「雨漏りについては日頃から生徒に注意喚起をしていた」などと主張していましたが、
去年12月、和歌山地方裁判所田辺支部が損害賠償として1200万円を支払うことなどを条件に
和解を勧告したということです。

これを受けて町では、今月23日に開かれた町議会に和解を行うための議案を提出し、
全会一致で可決され、27日午後、双方が和解案に合意したということです。
白浜町の井澗誠町長は
「できるだけ早い段階で訪問し、おわびをしたい。今回のことを教訓に、再発防止に努めたい」
とコメントしています。

02/27 18:05