https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180228/k10011346261000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_003

2月28日 16時21分
去年12月、東海道・山陽新幹線の台車に亀裂が見つかった問題で、JR西日本は、台車枠に使われていた鋼材が製造時に設計よりも薄く削られ、強度が不足していた可能性があると発表しました。

台車の製造は平成19年に川崎重工業が行っていて、JR西日本が所有するこのほかの新幹線に使われている100の台車でも鋼材が削られていたとしています。
JR西日本によりますと、鋼材が削られていた100台の台車のうち、18台はすでに交換したり、廃棄したということです。
この18台のうち6台は、製造時の溶接で傷がついたうえに、鋼材が設計よりも薄く削られ強度に問題があったということです。
残る82台の台車は、超音波で詳しく調べたところ傷などは無く、今のところ強度に問題は無いということですが、今後、1年以内に交換を行うということです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180228/K10011346261_1802281559_1802281604_01_02.jpg