0001復讐の鬼 ★
2018/03/01(木) 18:10:54.45ID:CAP_USER9ほかに上乗せ支給する競技団体もあるなど、アスリートへの報奨金は高額化の傾向にあるが、
資金力の乏しい競技団体や障害者スポーツとの格差も広がる。マラソンでは日本記録更新の選手に1億円支給も決まった。
「心の中は半端なくうれしい」。25日の東京マラソンで2時間6分11秒を出し、日本記録を更新した設楽悠太選手(26)は翌26日、
日本実業団陸上競技連合から1億円の目録を受け取った。
同連合がマラソン日本記録「突破」褒賞制度を始めたのは2015年。
「『お家芸』が低迷する中、20年東京五輪で日の丸を揚げたい」との狙いで、同五輪の代表選考までの期間限定で導入した。
企業協賛金が原資で鎌倉光男事務局長は「『カンフル剤』の効果が出た。続く記録更新に期待したい」と歓迎する。
平昌五輪で日本オリンピック委員会(JOC)がメダリストに支払う報奨金は金で500万円、銀200万円、銅100万円。
アルベールビル、バルセロナ両五輪が開かれた1992年から支給を始め、当初は最大300万円だったが、16年リオデジャネイロ五輪で現在の額に増額された。
日本スケート連盟は独自にJOCと同額を追加する。
金メダル2個の高木菜那選手(25)の場合、JOCと連盟から計2000万円を受け取る計算で、
ほかに所属先の日本電産サンキョーが「ふさわしい額の報奨金を支給する」。全日本スキー連盟も「額は未定だが支給する方向」といい、
過去の五輪では最大300万円の支給実績がある。
一方、日本カーリング協会には独自制度はなく、報奨金はJOC分のみのはずだったが、スポンサーの全国農業協同組合連合会(JA全農)が
「メダル獲得なら米100俵」と決定。銅メダルに輝いた選手には6トンの米が贈呈される。
全農所属の卓球、石川佳純選手(25)もリオ五輪で銅メダルを取り、米100俵を贈られた。
全農広報企画課は「石川選手には6トン分の『おこめ券』(約264万円相当)を支給した。カーリング選手への支給方法は未定だが、
国産のお米を食べて、もっと頑張ってほしい」と期待を込める。
3月9日に開幕する平昌パラリンピックでも報奨金制度はあるが、額は大幅に下回る。
日本障がい者スポーツ協会によると、金メダルに150万円、銀100万円、銅70万円を支給。
同協会は「JOC並みに支給したいが、寄付金が原資。障害者スポーツの振興を犠牲にしてまで支給はできない」と説明。
「平昌五輪で高まった応援ムードを、障害者スポーツの支援にも向けてもらいたい」と呼びかける。
早稲田大の友添秀則教授(スポーツ倫理学)によると、海外では数千万円の報奨金を出すケースもあるが、
欧米諸国は200万〜600万円ほどで英国はゼロ。「日本が高額とはいえない。遠征費などで競技に費やした額には到底及ばない」と強調する。
ただ「競技ごとの格差やパラ選手の不公平感は改善が必要。JOCや競技団体ではなく、国が直接、平等に顕彰する仕組みも検討すべきだ」と指摘する。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27458390X20C18A2CC1000/?pye=1
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