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 「想像もしていなかった順位で残念」――。

 住宅情報サイトを運営する「リクルート住まいカンパニー」が28日に公表した2018年の住みたい街ランキングで、昨年2年ぶりに首位を奪還していた「吉祥寺」(東京都武蔵野市)が3位に後退した。過去6回首位を取った人気の街・吉祥寺だが、「若者離れ」が一因と分析され、住人たちは肩を落とした。

 同社によると、調査は東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城の5都県在住の20〜49歳の男女を対象にインターネットで実施し、7000人から有効回答を得た。

 その結果、1位は横浜、2位は恵比寿で、吉祥寺は2010年の調査開始以来初めて3位に陥落した。今回初めて行われた世代別ランキングによれば、横浜は20〜40歳代の全ての世代で1位を獲得していたが、吉祥寺は40歳代で2位、30歳代で3位。20歳代は6位で、品川(3位)、池袋(4位)よりも低かった。

 調査を実施した「SUUMO」の池本洋一編集長は「40歳代は土地や住宅の資産価値の維持、20歳代はおしゃれさや個性を感じられる街を評価する声が多い」と分析。吉祥寺は、駅の南北にひしめく大型商業施設の改装などが一段落しているといい、「若者が安い値段で長時間過ごせる喫茶店やファミレスが、他のエリアに比べて少ないのかもしれない」との見方を示した。

 この結果に、関係者は危機感を強めている。

 商店主らでつくる「吉祥寺活性化協議会」では春祭りや秋祭り、ハロウィーンなどのイベントを定期的に企画し、吉祥寺のにぎわい創出のため努力を重ねてきた。塚本真史会長(73)は「ショックだが反省しないといけない。自分たちがやってきたことを改めて分析し、今後のイベント企画に生かしたい」と決意を口にした。

 約40年前から吉祥寺で暮らす「武蔵野珈琲店」店員の女性(52)は「駅近くに自然豊かな井の頭公園があり、駅前の商店街は充実している。田舎でも都会でもない街に魅力を感じているが、20歳代は都心に関心が高く、吉祥寺は少し物足りないのかもしれない」と分析した。

2018年03月01日 10時21分
YOMIURI ONLINE
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