しなの鉄道(長野県上田市)は4日、1987年から90年にかけて信越線を走った「コカ・コーラ」のロゴを掲げた赤色の復刻車両の運行を始めた。昨年10月の開業20周年を記念した事業の一環。戸倉駅(長野県千曲市)での出発式にはかつて走っていた懐かしい車体カラーを見ようと、鉄道ファンらが集まった。

 塗装費用の捻出には、インターネットを通じて資金を募る「クラウドファンディング」を活用。この日は臨時列車が戸倉―軽井沢(長野県軽井沢町)間を走り、しなの鉄道の玉木淳社長は出発式で「支援してくれた皆さまのおかげだと思っている」と感謝の意を表明した。


中日新聞 2018年3月4日 17時08分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018030401001491.html