【軍事】欧州戦闘機が米露とひと味違うワケ 前翼+三角翼、なぜこの組み合わせが多いのか
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アメリカやロシア製の戦闘機は、主翼の後方に水平尾翼も持つスタンダードなスタイルの戦闘機が主ですが、現在、ヨーロッパ製の戦闘機はカナード(前翼)にデルタ(三角)翼というスタイルが多くなっています。なぜ、その組合せが主流なのでしょうか。
■クルマのような「欧州テイスト」が戦闘機にも?
2018年現在、EUに加盟する国々はヨーロッパもしくはアメリカ製の戦闘機を保有しています。かつて米ソ冷戦時代にワルシャワ条約機構に参加していた国々では、未だ旧ソ連製の戦闘機を保有している国もありますが、いまでは減少しつつあるようです。
ヨーロッパで採用されているアメリカ製の戦闘機はF-16が大半を占めており、ベルギー、オランダ、ギリシャ、ポーランドなどで使用されています。
カナードを持つフランスの主力戦闘機「ラファール」
https://contents.trafficnews.jp/image/000/016/815/180226_euro_01.jpg
そしてヨーロッパ製の戦闘機ですが、イギリス、ドイツ、イタリア、スペインの4カ国共同開発による「ユーロファイター」、フランス製の「ラファール」、スウェーデン製の「グリペン」の3機種が代表的な戦闘機となります。
「ユーロファイター」は、開発した4カ国とオーストリアが、「ラファール」はヨーロッパではフランスのみですが、インドやエジプトなどほかの地域の国々でも採用されています。「グリペン」は開発国スウェーデン、そしてチェコとハンガリーが採用しています。
イギリス、ドイツ、イタリア、スペイン4か国共同開発の「ユーロファイター」
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そのヨーロッパ製の3機種は、すべて「カナード(前翼)」と「デルタ(三角)翼」を組み合わせたスタイルです。アメリカ、ロシアの戦闘機や、そのほかの軍用機、そして民間の旅客機も含め、およそ航空機は主翼と垂直尾翼、水平尾翼という組み合わせが主流ですが、なぜ現代のヨーロッパ製戦闘機にはこのような偏りが見られるのでしょうか。
「ユーロファイター」前夜、なにゆえデルタ翼なのか?
1950年代頃、高速で侵入してくる爆撃機を迎撃するため速度性能の向上を追求した超音速戦闘機が開発されるなか、空気抵抗が少なく、より高速が出せる水平尾翼を持たない無尾翼デルタ機が登場します。当時のアメリカやソ連に比べて、推力が弱いヨーロッパ製のエンジンでも速度性能が発揮できたので、フランスのダッソー「ミラージュIII」などで採用されました。しかし水平尾翼を持たないため離着陸の性能は劣りました。
CCV設計の無尾翼デルタ機ダッソー「ミラージュ2000」
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一方スウェーデンでは国土が攻撃を受け滑走路が破壊された場合に、高速道路などから離陸し反撃が出来るよう、この無尾翼デルタ翼にSTOL性能(短距離離着陸)を持たせた戦闘機を開発します。
翼を重ねたダブルデルタ翼の「ドラケン」、そして後継機種としてカナード(前翼)にデルタ翼を組合わせた「ビゲン」を開発します。この翼の組合せは「クロースカップルドデルタ」と呼ばれ、STOL性能と機動性に優れており、のちに「ビゲン」の後継機種として開発された「グリペン」や、「ユーロファイター」「ラファール」でも採用される事になります。日本の防衛庁技術研究本部(当時)でも、練習機T-2にカナードを取付けて、CCV(運動性能向上機)の研究を行っています。
CCVの技術研究のためにカナード翼を取付けたT-2
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やがて、ソ連に対抗できる戦闘機を開発するため1980年代にフランス、西ドイツ(当時)、イギリスによって「ユーロファイター」の共同開発計画が持ち上がり、1983(昭和58)年にはイタリアとスペインも加わり開発がスタートします。
>>2以降に続く
2018.03.04
乗り物ニュース
https://trafficnews.jp/post/79835 ところがフランスは、開発機に艦上機の性能を持たせることと自国製のエンジンの使用を要求したため、仕様の相違を理由に1985(昭和60)年に共同開発から脱退します。そして自国での開発を進めた結果、完成したのが「ラファール」です。1986(昭和61)年に初飛行を行い、2000(平成12)年には実戦配備されました。「ユーロフファイター」と外見がよく似ているのは、共同開発のデーターを活用したからだといわれています。
■かくて欧州機は独特の形状へ
一方の「ユーロファイター」ですが、1994(平成6)年には初飛行を行い2003年には引き渡しが開始されます。イギリスとスペインでは「タイフーン」とも呼ばれますが、イタリアとドイツでは第二次世界大戦で攻撃を受けたホーカー「タイフーン」を連想させるため、単に「ユーロファイター」と表記しています
水平尾翼を持たないスタイルの「ユーロファイター」(
https://contents.trafficnews.jp/image/000/016/819/180226_euro_05.jpg
そしてスウェーデンでは、「グリペン」が1988(昭和63)年に初飛行を行い、1996(平成8)年には運用が開始されます。
こうしてヨーロッパでは、アメリカやロシアの大型戦闘機とは異なる、この独特の戦闘機の形状が主流となりました。
ただしアメリカやロシアでもカナード翼機の研究はなされており、ロシアではSu-27に通常の水平尾翼とカナード翼を備えたSu-35を実用化しています。一方のアメリカでは実験機は作られたものの、カナードがステルス性を損なうという理由で実用化はされていません。
■新機種開発の動向は…?
カナード+デルタ翼が主流を占めるヨーロッパですが、これからはどのような戦闘機が開発されていくのでしょうか。
スウェーデンの「グリペン」。「ユーロファイター」や「ラファール」とは異なりエンジンは単発
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まずいまの主力機に足りないステルス性能ですが、これは順次F-35の導入が進められています。
そして各国の新機種開発ですが、もともとヨーロッパの戦闘機開発は共同開発が多く、政治的な利害関係が影響しており、イギリスとフランスが共同開発した「ジャギュア」、イギリスと西ドイツ、イタリアの共同開発した「トーネード」などが一例だといえます。また、スウェーデンのように軍事的中立を保つ国は独自開発に力を入れています。
イギリスがEUを脱退するため、フランスとドイツが共同開発を検討しており、これによりイギリスはアメリカとの新たな提携を結ぶのではといわれています。
今後、どのようなコンセプトが提案されるのか注目したいところです。
おわり / ̄ ̄ ̄Y ̄ ̄ \
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|::: __ _ | ソウルを火の海にするニダ
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ヽ (三) ノ 【2get☆】
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チョンはトンスルランドへはやく帰ろうね☆
バカ爆弾が最強だろ
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ソ_ソ>'´.-!、 \ Д /
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/\ / >イタリアとドイツでは第二次世界大戦で攻撃を受けたホーカー「タイフーン」を
>連想させるため、単に「ユーロファイター」と表記しています
Www デルタ翼はおフランスの伝統だが
何を今さらカナード翼
FBW時代には無用の長物だしステルス能力を悪化させるだけ
そもそもこれからは垂直尾翼すら無くしていく時代だってのに 韓国はお呼びじゃない
http://kotoage.net/cache/blog/ameba/fuuko/d/150321175500/img3.jpg
http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-c4-59/jphrb866/folder/628562/49/23642449/img_0
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(衝撃映像) 韓国人がジャンケンで負けてウンコを食べる!
http://www.youtube.com/watch?v=K5C9uhMe7eE カナードは主翼との空力的な関係が複雑になるため、制御則を組みにくい。
クロースカップルドになるほどそう。 ステルスでカナード機の矛盾を抱えた戦闘機があるらしいやんw
ぼくのかんがえたさいきょうの戦闘機かなw >一方スウェーデンでは
はやくマッコイじいさん連れて来いw 現代兵器の設計思想って見つからずに一方的に打撃を与えることじゃないの? ステルスが主流なご時世だからカナードは無くなっていくんじゃないかな。 >>13
複葉機と同じって航空ファンで読んだ
主翼前縁延長も渦を作る点では同じとも >>21
ライト兄弟のライトフライヤー号も先尾翼だった でも日本よりも経済規模も人口も少ない欧州の国々ですら自国で戦闘機作れちゃうのに
まとも作れないジャップって相当ウンコだよね? >>28
ファントムを魔改造出来ない国には云われたくない >>29
むしろ今は機体を不安定にするのがトレンドで
日本のCCV実験機のカナードも重心位置を機体中心に持っていって不安定にするためのもの
で、その上でコンピューター制御で機体制御することで機体の即応性や機動性を増してる >>8
アメリカでの選定に破れたYF-23の空自導入は割と妙手だったんじゃねーかと思うの
導入後性能良好ならアメリカ側にも供給すればいい話だし >>9
日本でもF35にライトニングつけてないんじゃない? ステルス機だとエンジンノーズを隠すためにはスタンダードな形がいいよね >>9
スレタイが勘違いさせてるんじゃないかな
第4世代だからこの組み合わせが多いだけで、第5世代を開発できてないのに、
これが最新鋭の戦闘機と比較して問題がないかのように性能には触れない、わざと書いてるんじゃないかと思う
ユーロファイターの書き方を見て駄目な記事だと思った デルタ翼はミサイルが当たると確実に墜ちる(´・ω・`) ブレグジットしたことだし、日英で新型戦闘機サイクロンでも共同開発しようぜ 周囲を敵に囲まれいつ戦場になるか分からないヨーロッパの国と、自国が戦場になる恐れのない大国の違いだよ。とにかく迎撃性能命と攻撃力重視の違い。 弓矢みたいなロケットみたいなのはダメなの?
人が乗る所は回転しないで羽が回転して飛んでいくタイプ
曲がるのは回転を変化させればいいだけ >>39
一国の財政では賄えないほどの莫大な
研究費から得られたノウハウを詰め込んだものを
日本が格安で手に入れて、あわよくば
それから更に利益を得ようなんて
そんなに都合の良い話はないと思うの 「私は(日本海軍の)父だ、お前も英国面に来るのだ」
「ノォーー!」 今どきでデルタ翼じゃない戦闘機ってあったっけ?
F-104くらいしか思い浮かばない >>55
なにこれ?
5chは頭のおかしな人が自覚ないからおもしろいよね >>54
?
供給するのはノースロップ側からなのになんで日本が利益を得ることになるんだ? そろそろ前進翼で頼む
ttp://www.tbjapan.com/vehicles/img/vehicles02.jpg カコイイな
離島防衛用に100機ぐらい購入したまえ >>66
日本って自分では何も出来ない国になったね
アメリカに媚びて媚びて自治も誇りも向上心も捨てた結果が3流国家への転落の道
マジでゴミみたいな国 20万ドルで現役戦闘機買い付けるマッコイ爺さんを是非自衛隊に欲しい。 実はMe262が最適な形状だがまさかこれを欧州が真似するわけにはいかないのでわざと形状をハズしてる説 軍事や研究に金を使わず、外人に金をプレゼントしまくって
でももっと金払いのいい中国がきたら、あっというまに乗り換えられ
プレゼントした金は全部ドブに捨てたようなもの
外人にばらまいた金を研究に使った方がよっぽど有意義だった ヨーロッパの人が声をそろえて「米露とは違うのだよ、米露とは」と 狭い場所から離陸するためだよ
陸続きで本土が戦場になる地勢なんで点在してる飛行場だけじゃ使い勝手悪いんでその辺の高速道路から離陸しなきゃいけないから まあ戦争に成ったら真っ先に狙われて破壊、占領の対象になるのが空港と港湾だからな。 >>78
単に変態だから
BACライトニングとか見ればわかる 欧州っていってもダッソーとサーブとアブロくらいだろ、△翼
ミラージュ、ドラケン、バルカン辺りの印象が強すぎ
ユーロファイターがなんでデルタにしたのかわからん また中国がパクッてるぽいんだが
データハックされてないか? 何が言いたいのかよく分からん記事だな
ほとんど素人でもググればこの程度は書けるw カナードは何故ステルス性に欠けるのか?
どなたか御教授願えませんか? 勉強になったわ。
そういえば 折り紙飛行機で 烏賊型はカナード デルタがあるの思い出した。 米軍にも無尾翼デルタのF102、106があったっけ。 >>63
高速で一撃離脱するにも
ミサイルを運搬する手段としても
胴体強度が必要ないために製作しやすいナドナド
格闘戦やステルス性を重要視しない
今までの要求には問題がなかったからね
低速性が求められる艦載機やステルス機となると
ダッチロールを防ぐ大きな垂直尾翼が必要になって
デルタ翼は非常に都合が悪い
ドイツが足の短い局地戦闘機しか作らなかったのと同じで
欧州の大陸的地形がこの合理的な形状を作ってきたんだよ 技術が劣ってるからだろ?それ以外に理由なんて無い。 >>88
パタパタ動くので、その度に、レーダーの反射が大きくなる。
実際、F35やF22が味方のレーダーに映るために使うレーダーリフレクターは、すごく小さいです。
突起物は、全部ダメです。 時代は、どの速度域でもメリットがあるひし形翼だからなあ。 >>95
つまりカナードが電波を反射するんですね
電波を反射しない材料で作ればいいんですね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています