https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180306/k10011353051000.html

リニア中央新幹線の駅の新設工事をめぐる談合事件で大成建設と鹿島建設の幹部が逮捕された
事件を受け、国土交通省は2社については、国が発注する工事の入札に参加できない指名停止の
措置を検討していることを明らかにしました。

リニア中央新幹線の駅の新設工事をめぐる談合事件で、東京地検特捜部は独占禁止法違反の疑いで
大成建設の元常務と鹿島建設の専任部長を逮捕し捜査を進めています。

事件について、石井国土交通大臣は6日朝の閣議のあとの会見で「2人が逮捕されたことは誠に遺憾だ」
と述べました。そのうえで「事実関係を把握したうえで、国土交通省が発注する工事について指名停止措置
などを検討していく。捜査の進展を見守り厳正に対処する」と述べ、2社に対して工事の入札に参加できない
指名停止の措置を検討していることを明らかにしました。