6日、東京 足立区で60代の男が運転する乗用車が歩道に乗り上げ、歩いていた70代の男性をはねました。男性はその後、死亡が確認され、警視庁は男を過失運転傷害の疑いで逮捕し、事故の詳しい状況を調べています。

6日午後3時ごろ、足立区一ツ家の区道の交差点で、信号待ちをしていた乗用車が、発進してまもなく交差点の先の反対車線の歩道に乗り上げました。

乗用車は、歩道を歩いていた近くに住む伊藤豊弘さん(76)をはね、ビルに衝突して止まりました。伊藤さんは病院に運ばれましたが、頭などを強く打っていて、その後、死亡が確認されました。

警視庁は、乗用車を運転していた埼玉県八潮市の会社役員、丸山吉則容疑者(69)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。

調べに対し、丸山容疑者は「ハンドル操作を誤って歩道に乗り上げた。衝撃を感じ気が付くと人が倒れていた」などと供述し、容疑を認めているということで、警視庁が事故の詳しい状況を調べています。

3月7日 7時52分
NHK NEWS WEB
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