韓国と北朝鮮が首脳会談の開催で合意したことなどを受けて、アメリカ政府の高官は近く韓国、日本と協議するとともに、「北朝鮮が真剣なのであれば、行動が伴わなければならない」と述べて、北朝鮮の動きを見極めながら対応を検討する考えを示しました。

韓国と北朝鮮が首脳会談の開催で合意したことなどを受けて、アメリカ政府の高官は6日、電話による記者会見を開きました。

この中で、この高官は、南北間の協議の内容について今週、韓国側から詳しい説明を受けるとともに、日本とも協議の場を持つことを明らかにしました。そのうえで、過去に北朝鮮はアメリカとのあらゆる合意を破り続けてきたと指摘し、「北朝鮮に対しては不信感がある」と述べるとともに、アメリカとして北朝鮮との直接対話に踏み切るかどうかについては、「今はよい回答を持ち合わせていない」と述べるにとどめました。

またこの高官は、北朝鮮が弾道ミサイルの発射を停止すれば対話のテーブルにつくのかと問われたのに対し、「もしミサイル発射を自制したとしても、核弾頭と核ミサイルを大量生産している巨大な産業を保有している」としたうえで、「もし兵器を作り続けるための時間稼ぎなら対話は進まない」と強調しました。

そして「北朝鮮が真剣なのであれば、行動が伴わなければならない」と述べて、北朝鮮の動きを見極めながら対応を検討する考えを示しました。

3月7日 11時19分
NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180307/k10011354251000.html?utm_int=news_contents_news-main_001

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