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2017.03.04
太地 「海に浮く遊歩道」検討
http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2044439321.html
広い範囲で湾を仕切り、鯨やイルカの研究などを行う「鯨の海構想」を巡り、太地町は、300メートルに及ぶ遊歩道を海上に設置して、一般の人たちが間近に鯨などを観察できるようにする計画の検討に入りました。
「鯨の海構想」は、太地町内の森浦湾をおよそ28万平方メートルの範囲で仕切って鯨やイルカを飼育・繁殖させるもので、町が目指している鯨の学術研究都市につながると位置づけています。
この構想の一環として町は一般の人たちにも飼育している鯨などの生態を間近で観察してもらおうと、長さおよそ300メートル、幅1メートル50センチほどの「海に浮く遊歩道」を湾内に設置するための検討に入りました。
町では、遊歩道の安全性や、固定する方法などについて調査するための費用、2400万円を新年度=平成29年度予算案に盛り込み、今月8日に開会する町議会に提案する方針です。
太地町の三軒一高町長は、「飼育している鯨を間近で見てもらえるようにして、鯨に興味のある人たちが、1度は太地に来ないと研究ができないというほどのものにしたい」と話しています。