トヨタ自動車が2018年春闘で、ベースアップ(ベア)に相当する賃金改善を5年連続で実施する方針を固めたことが7日、分かった。労働組合の求めるベア月額3千円に対し、前年の妥結額1300円を維持できるかが焦点となりそうだ。年間一時金(ボーナス)の6・6カ月分は満額回答する方向で最終調整する。年収ベースの賃上げは3%を超える可能性が高まった。

 大手企業の回答が集中する14日に向け、春闘は終盤戦を迎えた。安倍政権は経済界に3%の賃上げを求めている。電機、鉄鋼大手は前年水準より上積みを目指す。(共同)

2018年3月7日 23時11分
東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018030701002048.html